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2007年8月 2日 (木)

ブックマイスター

20070801092632  おいおい、お絵描きまでDSライトかい(笑)。

 書店論その45。前回は、間口を広く、最大公約数的に顧客満足という視点で、という話でした。これを日々努力するというものでした。地道な努力、大きな成果。これが常道です。しかしながら、これだけでは、やや面白みの欠ける書店と言わざるを得ないでしょう。本屋は二刀流なのである。待ちだけではなく、攻めも必要でしょう。それもまた店の個性を形成するのである。しかしながら、ここで大いに陥穽に陥る原因がある。第一の刀使いを忘れて、個性的書店に特化して客を置いてけぼりにしまったり、何かマスコミを動員すれば来客数が増加すると思い込んだり、顧客の意識とかけ離れて教養主義的な、店主の押し付け的な品揃えにしたりする陥穽である。無論、店主のブックマイスター的な役割は大事である。しかし、それを自己満足・自己顕示的にするのは最悪である。お客が要望する本をもっと見つけ出してくる、おもしろくて為になる本や内容的にこれぞと思われる本を見つけ出してくる、という仕事に終始するべきである。ブックマイスターは、あくまでも顧客に要望に添った専門家(プロ)であるべきである。それが、書店の第二の刀使いである。それ以外のことをしていることはありませんか。以下、続く。

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