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2007年7月31日 (火)

本屋の資質

31915896 「おとうさん、(映画で)ダークライ貰ってきたでえ。見たいやろぅ。遠慮せんでもいいんやでえ」とDSライトを持って来る息子。別に、見たくもねえんですけど・・・(笑)。

 書店論その44。「客を見ろ」といっても、凝視していたら「キショイなあ」と悪態をつかれるのがオチなので、さりげなく観察することです。視線を感じさせず、客すらも気が付かない行動様態を見抜くのです。百貨店・スーパー、コンビニではPOSデータに拠っているが、中小書店では、目前の客の行動の仔細とスリップ(日々すべて点検!)という最良の見本が手近にあります(データはあくまでも過去のデータです)。だから、直ぐにフィードバックして店作りに反映できるという利点があります。そして、顧客を完全に満足させることは無理ですので、最大公約数的にあるいは70点という「妥協点」を目指して、日々努力が必要でしょう。また、人は世の中の流行にどう対処しているでしょうか。本屋としては、新聞(S紙以外の一紙)全面と取次情報誌とネットという武器を要領よく活用すれば、時間の節約になります。本屋のプロになるためには、早くとも1年2ヶ月かかります。余計なこと考えずに、顧客満足という視点から、当り前の本屋の役割と資質を体得することが、まず肝心です。以下、続く。

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2007年7月29日 (日)

客商売

20070726102912  今日は、何と言っても息子にはポケモン映画を見る日。でも、大人は怒りの投票をしましょうね(笑)。

 書店論その43。昨日は、「売上見ずに客を見よ」という話でした。地域・地方住民に添った、あるいは客層に適った棚作りをすれば、必然的に金太郎飴書店などありえません。何か打開策を、本や他人の試みに探しあぐねるのは邪道です。折角来店した顧客をほったらかしにしてはなりません。客の関心や興味を見つけることに必死にならなければなりません。これが意外にできていないのです。見落としていることがあるのです。ただ出版社や取次から配本している本を漫然と並べるのではなく、それを客層に合わせる作業が必要です。ぶらり客やとりあえず客や冷やかし客などに、間口を広くして冷静に観察をして、どのように要望を掬い取り、顧客を満足させられるかに注力するべきです。この時、店の概観や顧客に対する挨拶や棚構成などに改革すべき課題が発見できるでしょう。立読みだけで帰られる客にも、「見に来てくれるだけでもありがたい。どんな本を手にとってくれたかな。今度来た時は買ってね。改善しておくから」などと思って、感謝で送り出すべきです。お客をほったらかしで、内職や作業していることはありませんか。客あっての商売であることを、今一度再確認したい。以下、続く。

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2007年7月28日 (土)

適正化

20070727174134  昨日同様、蒸風呂状態の中を帰宅。無言です(笑)。ビールじゃなく、発泡酒()が旨いです。

 書店論その42。「売上は気にするな」というのは、コンビニですら売上が落ちている飽和状態ですから、落ちて当り前、むしろそれに囚われると、精神的によろしくないということです。ろくなことを考えなくなり、出口なしに陥ります。世の中には書店に無縁な人が2割いて、残りの8割(うち6割がぶらり客)の人に照準を当てるべきです。本屋を目的に来店するのは2割と見ていいでしょう。来店率をアップするのが手っ取り早い手段ですがそれがなかなかできていないことが、ままあるのです。このやり方は特殊なことではありません。これです。適正化、地域に根ざした当り前なことをやれ、ということです。そのためには、来店する客(特にぶらり客)が、何処の棚の雑誌や本を手にとっているか、をよく観ることです。売れない本屋は、あの客は本の扱いが悪いな、どうせ立読みだけだろ、酷ければ、万引きじゃないかなどと、マイナス思考するものです。飽くまでも街の本屋としての「適正化」の努力を継続することです。これができずに嘆いている本屋が多いのです。取次からの本を並べているだけでは、いい本屋ではありません。店内の客(のすべて!)がどう行動しているかを、レジに立って真摯に見ることの中にヒントが隠されています。そして、客の要望に添って棚を大胆に変えることです。以下、続く。

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2007年7月27日 (金)

核心点へ

20070725195802  初めての天神祭の花火見物だったが、100万人余の人出で規制が多く、計画性もなく出かけたので、疲れの残るものであった。今朝も蝉時雨で、「蝉さん、一体暑くはないのかね」などと清掃のオバちゃんに問いかけたら、「まんず、短い命だで、こらえてくんなしゃんせ(「どんど晴れ」の岩手弁風で)」と返答が来た(笑)。

 このブログも、いよいよ最終コーナーを回り、ゴールが見えてきました。と同時に、書店論も核心点に入ってゆきます。結局のところ、廃業したのは高い家賃と負債が原因で、これから新規開業を目論む諸氏は、計画の白紙撤回を勧める。かなり敷居は高いと見るべきである。余程の決意と戦略・戦術がなければやめた方がいい。このことは断言しておく。しかしながら、おやじの経験に教訓はないかと問われれば、ないこともないだろう。実際、既存店の倍近くの売上であったことは誇ってよい、と思っている。よく、「本が売れなくなった。若い子が来店しなくなった、だから、売上が落ちた」と嘆く店主の声がある。売上を常に気にしなければならない新規参入店からすれば、その声は贅沢な悩みである、と言わねばならない。「売上のことは忘れろ」ということである。書店論その41。以下、見逃せない。乞うご期待。

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2007年7月25日 (水)

梅雨明ける

20070724142051  「暑いねえ」というのが挨拶の一日が始まる。朝から油蝉がやかましく、汗を拭くタオルハンカチもじっくり(汚れも。笑)。

 近頃、空き缶を荷台に自転車で通り過ぎる人が目立つ。アルミや鉄などの金属需要を見込んでだろう。億ションが即売される一方、生活に追われる人々がいる。格差という問題ではなく、公然と収奪社会になっているということ。誰かがゆうてた。「税金払うために働いてるようなもんや」と。暑い、暑いと呟きながら区役所への道程を急ぐ。大阪は梅雨が明けて本格的な夏到来。アスファルトの照り返しもきついわあ。

 区役所へ 税金相談 梅雨明ける

 役所の壁の掲示を見たら、広島と長崎の被爆者の無縁仏が、未だに何百骨とあるのを知った。反核の八月が来ようとしている。柏崎刈羽原発の事故。鯨波海水浴場で泳いでいて、山(多分、米山という名前だったような)が海から近いな、とその当時思った。この意味でも、地方が犠牲になっているのだな、という思いだ。

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2007年7月23日 (月)

みじめな勇気

20070723074247  『先生とわたし』、読んじゃいましたよ。気が付くと0時。おもしろかったよ。何だか知らねえけど、偶然、毎日新聞の書評にも紹介されてたよ。教える、ってどういうことか、ってね。昔、大岡昇平の『少年』を読んだ時の緊張感を思い出してしまいました。ちょっと質が違うけどね。左の画像のように、猫じゃらしが琴線に触れたかのような(笑)。

 とどのつまりは、著者と由良君美との和解話だが、この評伝には重要な論点がある。一つは、由良君美という師を、本の裏表紙によくある略歴に窺われるような存在として素描することを峻拒していることである。由良を、確固とした信念と方法論の持ち主として、さらに、生育過程を必然性をもったものとして客観的に検証している。それが筆者のどのような方法論に拠るものかは、一ディレッタントとしてのおやじには詳らかではない。もう一つは、師弟関係を再考していることである。多分、これがこの本の白眉であろう。著者は由良をヨブに例えているが、これはちょっと勇み足か。著者は、由良を「脆さ」あるいは「人間的な弱さ」を持つものとして描写することに成功している。そしてそのことで、由良の復権と師弟関係のあるべき姿を逆説的に表現した。肝要なことが「最もみじめな勇気を必要とする時代」(つかこうへい)になっていることを、改めて自覚した。

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2007年7月21日 (土)

偶像崇拝

20070718183135 大好きな○一君と公園で。完全におやじは度外視されて(笑)、子供の世界が現出。いいなあ。羨ましいなあ。ホントに大人は子供たちに責任を自覚しているのだろうか。今度の選挙をキッカケに、しっかり選び取りたい。

 書店論その40。「どんど晴れ」では、彩華をして、「人を信じる心」で負けました、と自認させていました。「どんど晴れ」のテーマの一つです。「信じること」はキリスト教徒の一大テーマです。しかし、その信心は、より根本的には人を信じることではなく、偶像崇拝との闘いであることは言わずと知れたことです。この世には偶像が余りにも多い。むしろ、偶像を作ることに終始していると断言しても過言ではありません。書店経営をしていて、偶像を売り込むことはやむを得ません。そのことに躊躇はなりません。しかし、他方で偶像批判の手を緩めてはなりません。政治の世界では、殆どは偶像崇拝でありましょう。年金問題を社保庁問題にすりかえて、嘘に嘘を塗り重ねて、権力を維持しようしている政党があります。その権力も偶像と言えるでしょう。出版・書店業界にとって、偶像とは何ですか。偶像崇拝を打ち破るには、読書は格好の手段でしょう。本の持つ意味を自覚して、業界から偶像を一掃する必要があるようです。

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2007年7月20日 (金)

通奏低音

31360683  歴史的資料(歴史資料を抹殺する日本人。敗戦後直ちに焼却したため、戦争責任も曖昧に。あの爺さんも。比して、資料を残すアメリカ)に裏打ちされた在日運動史である。完読していないが、ここでも大阪における在日史が重要であることを認識する。

 書店論その39。余り知られていないが、余程でない限り、公示日には大勢は決定している。ただ、今回のような時には、投票日まで油断がならないのは、選挙当事者なら前提事項である。選挙では公示日前の運動は最重要課題である。兎に角、会って握手する、が基本である。支持してくれる人は、実際会って握手してくれる。その上で、確認の一押し、ニ押しで大勢が決定し、公示後は無党派層を取り込むだけの話である。選挙のプロとはそのことを自覚しているか否かのことである。翻って、中小書店に言及すれば、大体売れる本は分かっているのである。中小書店にとって売上が芳しくないのは、ただ売れる本が分からず、配本や注文で入荷しないからである。あらゆる手段を講じて売れる本を分析・注文をする体制を構築することである。その点、BONは使い勝手が悪かったが、非常に助かった。個性派書店としてVVなどがあるが、おやじのような読者には、無意味な書店であることを、中小書店は自覚する必要があるのではないか。

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2007年7月18日 (水)

フィードバック

31908959  自転車のパンク修理の帰り道、一冊しか置いてなかった『先生とわたし』をついレジに運んでしまった。節約しなあ、と思いながら、こんな格差主義の社会では、本を買うことに躊躇するのは仕方がないか、パンクというアクシデントが人をして迷い込ませるのかな、四方田氏が時代的におやじと近しい所為かも、などと思う。衝動買いが六割以上でしょう。しかし、十代から二十代の固定読者層をどれだけ取り込めるかが商機に結びつくのではないか。POSデータはあくまでも過去に売れたデータであり、短冊は現在売れているデータであり、時代の流れを掴むことは将来売れるであろう所作である。だから、POSデータに拘っていては尻つぼみ。後二者によるフィードバックと軌道修正をするために、日々の短冊確認は本屋にとっては絶対必要条件である。書店論その38。以下続く。

 小学四年の臨海学校で、初めて海を目の当たりにしました。直江津から柏崎市鯨波の海水浴場へ。四方を山に囲まれ、いつも峰ばかり眺めていた子供には、茫漠とした海とその取り止めのなさは、恐さと興奮とを押し込めて、寡黙にさせたことを覚えている。そして、地引網にかかった魚群が妙に脳裏に焼きついている。集団生活と行動が苦手なのは今でも変わりない。が、被災地の早期復興を望む。

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2007年7月17日 (火)

ゴキブリ政党

20070716133854  一週間のご無沙汰です。先週は、とある実習と仕事と息子の相手で、へとへとでした。これから、ブログのラストスパートをかけようと思います。画像は、五月山公園で息子とその友達とが大はしゃぎのものです。二人とも動き回って疲れを知らぬ小二の男の子。おやじの身体は、とうに限界を超しています(笑)。

 新潟県中越沖地震の被災者の皆様に、お見舞い申し上げます。今回の犠牲者も年配の人が多く、「障」害者の方々も心配です。やはり、「弱」者にしわ寄せや矛盾が集中するようです。いつもブログを見て頂いているN君、お忙しいでしょう。

 酒やけの 面(おもて)をさらし 絶叫す

 大根役者 偶(たま)に観る記事

 豪華で賑やかな超高級ホテルの裏方は、ゴキブリだらけ。裏方・厨房の仕事を経験した人ならば、誰でも知っている。あれやこれやの政党も。例えられたゴキブリも可哀相。ゴキブリさん、ご免。

 

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2007年7月 9日 (月)

新聞を批判的に読む

31871757  書店論その37。この『田舎暮らしのできる人 できない人』という新書は、田舎暮らし志向の人への案内書ですが、重要ポイントは、農業的価値観の推奨である。これをはずしたら、読んだことにはならない。では、価値観とは何か。哲学的に考察するのはさて置いて、先日新聞を読んでいたら、故宮沢氏が、「保守とは主義主張ではなく、生活態度である」と開陳していた。むべなるかな。野党が本当に政権を担えるには、人々の価値観と相応する政策提起が必要だろう。即ち、価値観とは、分かりやすく解釈すれば、生活信条+生活習慣である。その根底には生活感情と実感が支えている。「農業的価値観」とは、「土地に根ざした、毎日の労働と生活から得られる実感」の謂いである。顧みれば、中小書店業者が「本屋としての価値観」を構築する努力が求められているのではないか。本屋としての資質を論じる前に、情報インフラに知悉している必要がある。インターネットも必要だが、時間がない店主には、批判に耐える新聞を隈なく読むのが手っ取り早い。情報を無批判に垂れ流すテレビやネットサーフィンは時間の無駄である。表面的な流行に動じることのない時代の流れ(歴史)を掴んで欲しい。それが、読者の案内人としての書店の資質に役立つだろう。新聞を透徹した批判の眼で隈なく読むことである。たった1時間以内でできることである。以下、続く。

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2007年7月 7日 (土)

大阪ラーメン(そば)

20070707123842  所用で布施まで出かけました。中小企業の町&ラグビーの町であり、街にはそこはかとなく機械油と古い家の匂いがして、おやじは懐かしく感じます。画像の奥に見えるのは、コク○本社。経済成長に伴う、伝票などの紙需要で全国区になった会社です。この近辺は、機械製造工業と紙・文具業と運輸業と商店・歓楽街などが合い混じり、例の慶応ボーイ・「塩爺」の地盤であります。俗に「布施落ち」と申しますが、下町の気安さと自由さがあって、おやじの第二の故郷であります。当然、住んでいたことがあります。自転車で徘徊し、自分の庭みたいなもので、路地も大体知っております。懐かしい。

20070707122327  だから、久しぶりに「そばの住吉」に寄ってみました。元々、大阪ラーメンなんてものはなくて、他に美味しいものが沢山あって、中華そばが食業界の一角を占めていただけなのでした。が、この十年で、大層ラーメン屋さんが進出してきました。特色は、野太いそばに濃い口の醤油ラーメン(中華そば)です。地元の人は、高井田ラーメンと呼んでいます。ガンコおやじは居らず、今風のキレイな浪速の姉ちゃんが仕切っておりました(笑)。

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2007年7月 6日 (金)

日常の危機管理

30483732 さては、「テレビゲーム」という文句に釣られて、学校の図書館から借りてきたなぁ。嫁はんに厳しく規制されている所為か、息子はややストレス気味。泣いて寝室に飛び込む癖や、おやじに対して暴力的になるのは止めて貰いたい(笑)。

 書店論その36。幻冬舎(中小書店には、この出版社の本はなかなか入荷しないので悩ましい。だから、おやじは諦めた)の見城徹氏が、以前読売新聞で、戦い続けるための3か条を披瀝していた。即ち、「1.顰蹙は金を出してでも買え!2.小さなことにくよくよしろ!3.スムーズに進んだ仕事は疑え!」というものである。くよくよ派だけれども、困難に挑戦する危機管理派の人らしい。「鈍感力」がベストセラーだが(これを著し、これを読む人は鈍感な人に間違いない)、本屋としては利益の観点から売る他ない。そういうことに躊躇してはならない。しかしながら、他方で売りたい本の展開も怠ってはならない。本屋は両刀使いなのだ(笑)。では、その先の流行りをよむにはどうしたらいいだろうか。本屋は極限的に長時間重労働なので、テレビを見ている暇がない。また、見ても仕方がない。先ず、並べてみて判断するしかない。更に、S紙を除く新聞の一紙を、本の広告を含めて全面読破すれば、結構時代の流れを読み取れるものだ。この位の努力はするべきだ、と思う。以下、続く。

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2007年7月 4日 (水)

噛むヒア、鱧

20070703115416  鱧(はも)の季節が到来しております。関西では夏の風物詩としてこの魚は必須です。左の画像を見ると、ほんとに恐そうです(笑)。でも、身は淡白で美味しく、夏バテ解消請け合いです。

 自分以外の人に責任を負っている仕事は、忙しいということは認めるが、したがって、コイ=アベは忙しいという言葉は当てはまらない。実際、遊んでいる。「中身の空っぽな無邪気なマザコン国家主義者」は、益々コイと相似してきた。予想通り。ここでコイが引き釣り出されたらチャンス。しかしながら、「鈍感力」を決め込むコイは決して責任を取らないだろう。

 書店論その35。中小書店では時代の流行を見ることが大切です。取次からの配本に依存しているだけでは売上を上げることはできません。これ参照。これも。でも、こんなことはおやじは知っていました。確かに、都心の電車風景を眺めると、減っているようには見えませんが、大阪の電車内では、本を読んでいる人は少ないというのがこの頃の実感です。書店独自のフェアなどの企画が必要な時期になっていると思います。以下、続く。 

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2007年7月 3日 (火)

とば口

20070702232553  小雨模様の玉江橋上。左はリーガRHと国際会議場で(橋の両岸には江戸時代、蔵屋敷が多く立ち並んでいた)、正面に屹立するのは知らんっ(笑)。この福島界隈はこのところ俄かに開発されて新旧入り混じる賑わいがでています。ちょっと路地に入ると未だ浪速風情が濃厚。酔いに任せて川辺を散策すると浪速情緒を満喫できます。

 夏になるとどうしても冷やっこに手が伸びるが、今や国産大豆は消費量の5%。「国産大豆100%使用」と銘打っている表示は疑ってしかるべきだ。「年金解決を1年以内に行なう」という輩の発言も100%疑ってよい。にもかかわらず、ひとは信じる気持ちを忘れてはならない。「どんど晴れ」でも、夏美に「私は信じて待つことに決めたんです」と言わしめている。「どんど晴れ」のテーマの一つです。悪を信じるのではない。正義に賭けてみる。忘れている事柄を思い起こしました。自分のためにする仕事は仕事とは言えない、という考えもあります。他方、仕事はまず糊口を凌ぐためであることを心得よ、という考えもある。市場主義経済が蔓延している中で、いま、人類は仕事(労働)論を再論しなければならない、とば口に来ているのではないか。これは同時に、生きる意味をも再考することになるだろう。

 

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