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2006年5月31日 (水)

大阪二回値切りの法則

 来阪して20年位になるが、電化製品や車など高額商品を表示価格で購入する大阪人は余りいないと思う。経験上、2回までは値切れる。1回目は、しゃあないな、という感じで、2回目は、ぎりぎりまで勉強して(=サービスして、少々ヤケ気味で)、そしてこの辺が落としどころである。3回値切ったら、逆に怒られますのでご注意下さい。完全に相手にされず、見放されます。車の雑誌などでは、値切るテクニック満載のものが多いので、勉強してみたらどうだろうか。正味で購入したら、めちゃ損になるのです。世知辛く、税金攻めに負けないために。ご参考までに。但し、本屋で値切らないでね(泣笑)。利幅が過少で、万引きもあるから。

 毎日、なんやかんやで終始しており、身体を動かすことで大事なことを後回しする傾向になるので、注意して一つ一つをこなしてゆくばかりである。頭はカスカス、心はムナシクなるばかり。今日は早く帰って寝るでえ~。寝るのが薬。小学生の息子とは朝晩すれ違い。そろそろ独自の子どもの世界を作り出す頃合か。蒸し暑い一日でした。

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2006年5月29日 (月)

疲労困憊

 表題が目に留まって、ちくま新書の『まともな男になりたい』を読んでみた。結論は、教養と平衡感覚によって宿命を自覚して生きることで、まともな男になれるということだ。読めば分るが、こりゃあ福田恒存の二番煎じ、新たな保守論客の登場というところか。やたらに引用ばかりで、自己の経験を咀嚼せず、観念的な抽象論に終始している。それに、戦前の「教養」が戦争を阻むために何の役にも立たなかったという事実を問う、鶴見俊輔の問題意識に応えていない(この点、『国家の品格』も同じ)。毒にも薬にもなっていない。店長のオススメしない本である。それに、唐突にジェンダー批判をつらつら述べ立てて、余程女性に痛めつけられたのか、想像してしまう。最近はこういう評論家やら、ジャーナリストやら、政治家やらが多くなり、うんざり。「若者の右傾化」をメシの種にする輩がいるということを忘れないようにしたい。また、こんなんやったら、まともな男になんかなりたくない。今や、小林秀雄とか福田恒存の本を読んでいる人なんか、一部を除き、おらんでえ。読んでちょっと損しました。

 最近は、クリーニングの方が多忙で、やや疲れ気味です。それに、眠たくて眠たくて気力が続かない。レジをしながら、店前の、満開のツツジを眺めました。

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2006年5月24日 (水)

あなたはどこの出版社?

 家内制手工業みたいな書店なので疲れました。晴れていて、曇ったかなと思うと、雨が降って止んで、一日中、眠くて頭働かず。

 出版社占いをしてみた。講談社だった。講談社は、結構仕入れているが、最近政治権力から目をつけられているのか、一時の勢いがないような気がする。進取性に富むことはないが、精神的にタフで、積極的に統率力を持って行動するらしい。但し、落ち込みや挫折に弱いので、気楽に物事を考え、謙虚であることを心掛ける必要がある、ということだ。当っているような、当っていないような。出来立ての占いらしく、人気が出始めているらしいので、書店関係者もしくは本好きな人は、オアソビとして試してみたら?

 更に、取次占いとか書店占いとか、あったらオモロイなあ。もっとも、書店占いでトライアングルと出て、「ランク外。棚構成が悪く、思いつきの揃え方・並べ方で、このムラを克服する努力が必要。が、努力しても大成することはないだろう。また、雰囲気も暗い」という占い結果が出たら、目が当てられないなあ・・・。

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2006年5月22日 (月)

ポケットの弁当

 大阪在住が長くなったので、どうしても食べ物の話で申し訳ありませんが、皆さんは食事をどういう順番で口にしますか。おやじこと、私は嫌いな物・苦手な物から食べ尽して、最後に好物を頂くという順番は何十年来変わっていません。食べ方にはどうやらその人間の性格とか癖が見え隠れするようで、おやじは最後に笑うタイプです。

 大阪では「高くて美味いは当り前、安くて美味いが当然」です。おやじは、ほとんど店のバックヤードでせっせと働いておりますので、夕食は、嫁はんの弁当か、三国商店街(Aikoで有名になりました)の弁当・惣菜屋の弁当を食べます。このお店は、スーパー・ナショナルの横にある「ぽけっと」という名前です。ここの弁当は安くて美味い、店長オススメです。ヤマクラゲの和え物はコリコリして美味しいです。おばちゃんとおじちゃんがやさしく、頼めば大盛りにしてくれます。遅くまでしているようですので、会社帰りでも買うことができます。ご飯もほっかほかですので、ご利用になると、幸せ気分になりますよ。息子の元同級生のおばちゃんがやっています。ポケットマネー、ワンコインで美味しい弁当が買えます。

 眠かった一日でした。

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2006年5月21日 (日)

ファスト風土化する地方

 5月連休に、上京するまで通い詰めた○藤書店に伺ってみた。店舗は半分以下に縮小して、連休の所為か、客は息子と二人のみだった。駅前通りは閑散として昔の賑わいもない。

 地方がファスト風土化している、という(広島の書店さんのうけうり)。ロードサイドの大型店と商店街のシャッター通り化(新潟県某市の管理職の知人も嘆いていた)。自然と人間の均質化。地域社会の崩壊と凶悪犯罪化(最近、地方の犯罪多くありませんか?)。これらの原因は、『検証・地方がヘンだ!』を参照されたい。沖縄といえども例外ではない。気がついたら、ステレオタイプの沖縄ということもあり得るだろう。

 一攫千金でなく、普通に働いて食べて生きてゆける(我田引水すれば、本も気軽に買って読める)という当り前の生活。それすらも夢や希望としか言えない現実。為すべきことと隔絶している政治状況を疑問に思うのは、おやじだけだろうか。幸せに感じることもなく、充実した日々が過ごせない社会で、一体誰が本など読む気になるのだろうか。

 店出れば 仄かに匂ふ 夜のツツジ

 快晴。首の後ろが痛い。就寝中に、寝相の悪い息子に足で蹴られたかな(笑)。

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2006年5月18日 (木)

ハリのムシロ

 天気は回復したが相変わらずの曇天の空模様。明日の午後から天候は悪化するらしい。小学一年生の息子の遠足が心配だ。また、例の『ハリポタ』の売れ行きは余りよくない。このまま人気が失速して、ハリのムシロにならないことを祈るばかりだ。

 息子の保育所時代に教えてもらったのだが、振り付けもあるこんな歌を知ってはりますか。

  1. 大阪にはうーまいもん、いっぱいあるんやでー♪ たこ焼き、ギョーザ、おー好み焼きー♪(ぶたまん)
  2. 大阪にはうーまいもん、いっぱいあるんやでー♪ イカ焼き、バッテラ、あわおこしー♪(ようお越し)
  3. 大阪にはうーまいもん、いっぱいあるんやでー♪ うどんに、そーば、ラーメン♪(ごーっくん) (3番は龍宮亭の自作です。念のため)

 1、2番は実際に保育所で教えられたので間違いがないと思います。ラジオでも流されたこともあるので、知ってはる人に振り付けも併せて教えてもらういいと思う。なかなかおもしろいし、自作もどんどん付け足してゆくと、余興にも使える。

 

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2006年5月17日 (水)

ダマシタリ、アヤツッタリ

 朝から雨模様で、噂の『ハリポタ』の売れ行きは芳しくありません。自然には勝てない。買い切りか責任販売制にするんやったら、書店の利益率を倍に高めてほしい。文具や雑貨の業界ならそれが常識ですよね。やっぱりそこんとこ変。

 また、次はワールドカップの話題が洪水状態になると思いますが、それに隠れて、憲法改正のための国民投票法案とか教育基本法改正とか消費税アップの画策とか、国民的議論もなく推し進められてゆくことに、危惧を覚えるのはおやじだけだろうか。ちょっと心配。

 某心理学者が『男は3語であやつれる』を上梓している。内容は、1分以内で分ってしまう、非科学的で常識的な代物だが、普通の男性ならこの本でホントに操れるだろう。立ち読みせず、購入して読んでくださいね。逆に言えば、女は3語で操れるということにならないためにもね。ホントは、男も女も人間として根本のところは同じだと思うんだけれども・・・。「あやつれる」という発想そのものが、そもそもイヤラシイ。また最近は、科学的に証明できないから「地球温暖化はウソである」という非科学的な論調があるが、怪しい科学者とそれに乗じた輩が増えているのではないか。これも心配。

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2006年5月15日 (月)

山なんて越えてないやん!

 今日は、レジ精算で、万札を次から次と出されてちょっと閉口した。閉店間際のお客様も出されたので、ホントにおつり用の札がない旨を告げると、千円札を出してくれた。お買い上げになったのは、『デス・ノート』でした(笑)。コンビニのキャッシュコーナーも、ちゃんと両替機を併設してもらいたい。『ハルヒ』も過少、『吉永さん家のガーゴイル』も欠本で、落ち込んでしまった。嫁はんが説教するように、見通しは相変わらず甘いのか。おまけに、『月刊文藝春秋』も売り切れてしまった。はぁ~。

 今冬は寒さが長びいた所為か、クリーニングの量が減らない。山なんて越えてないやん!繁昌していて結構と言うべきか。本の整理と発注がままならない。今日は、沖縄返還協定が発効し、沖縄が本土復帰した日。沖縄では涙のような雨がよく降る日だと記憶している。4、5、6月は沖縄にとって因縁の三ヶ月だ。本土の私達(ナイチャー)も心する必要があるだろう。そういえば、今は亡き北海道の祖父も、本土を「内地」と言っていたが、これは死語になっただろう。今日はまた、セブンイレブンの1号店の開店日であり、これは時代の趨勢だろう。そして現実に戻って、今日はドリームジャンボ宝くじの発売日なんで、早速買いに行かんとあかんな~(笑)。

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2006年5月13日 (土)

五月雨とカツオ

 一日中、五月雨。カツオが旨い。

 今晩、嫁はん達は学童保育の飲み会。おやじはポツンと店に残されてしまった(いつもやでえ)。夕方になるとソワソワする習性は、この八年余りで立ち消えになり、夜半にひとりで飲むことが多い。別に喉が渇いたという訳ではない。一人酒は身体に悪い。若者諸君・諸姉!決しておやじのような酒の飲み方をしてはいけない。念のため。正しい呑み方は、『百歳(ひゃく)まで美酒を』が参考になる。例えば、「寝前酒は凶」、「一日働きたる褒美として自らに与え給え」など、十の酒戒は役に立つ。それにしても、おやじは独身時代が長く、酒税以外にもいっぱい納税したが、国の方は余りしてくれないようですが、何とかなりませんか。ああ、そろそろカツオの季節やな。タタキが食べたいなあ。

 『ハルヒ』がとうとう『陰謀』と『憤慨』しかなくなってしまった。

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2006年5月11日 (木)

思いがけない女の子

 昨夜、閉店間際にゴスロリ風の女の子が来店した。さては、『Cutie』か『KERA』か何かを購入するのかな、と思っていたら、あにはからんや、歴史群像シリーズ『デラックスよみがえる真説安土城』(学習研究社、¥2310)というムックを購入したことにはビックリした。予想に反することに出会うのは大好きなのだが、すっかりその女の子に好意を抱いてしまった。ひとしきり立ち読みしていて、いきなり、「お願いします」とレジカウンターに持ってきて、支払いを終えると「ありがとう」と言って店を出てゆく姿に、素直におやじは「いいな」と思った。人は見かけによらないこと、先入見は当てにならないこと、人の関心は様々なこと、若者批判をするようになったらおしまいということ(むしろ、中高年ほどマナーが悪く、プライドばかりで人を怒鳴りつける人がいる)、など反省した。

 今日は、『東京タワー』が売り切れて、『涼宮ハルヒ』が欠本したりで、他にも困った事態が発生して、ついてない一日だった。こんな日もあるわな、しゃあないな。また明日がんばろう。終わり。

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2006年5月 9日 (火)

なんでこんなに忙しいのか。

 本屋を開業して8年になるが、この稼業はホントに忙しい。あっという間に夕方になり、閉店になり、一日が終わる。おまけに複合店なので、文具やクリーニングまで労力を割かれてしまう。もっと利益率が高くなければ後継者難は終わらず、廃業が続くのではないか。本を吟味している時間なんてありゃあせん。一から本屋を開業する人間なんて今後出ないだろう。開業しても二三年は万引きとの闘いになる。詐欺師や窃盗も時々来店する。それらを蹴散らして初めて一人前の書店になる。捕まえた人数を知ったら、みんなビックリするだろう。この業界はまた、何層にも難題、課題があり、コンビニやネット通販など他業種からの簒奪も激しい。個人ブログなども何かとあれば本の感想記事や紹介で取り繕ったり、テレビ番組でも本を紹介してお茶を濁したりする。関心は高いのだが、話題にし易いための安直さがどうも気になる。本の定価など私は今の倍額して書店の利益率を高めて欲しいと思う。そして読書家が様々な分野で領導してほしいものだ。中高一貫受験校はもう結構。プラトンは、哲人王(政治)を提唱しているが、やはり読書に基づく一般教養(教育)は必要だろう。よく若者の本離れを指摘する人がいるが、これは違うと思う。むしろ、老壮年の方が読んでいないという実感だ。

 友人から大学教官就任のあいさつの手紙が舞い込んだ。目出度い。苦節(?)30年、学究生活を貫いた友人に畏敬の念を覚える。非常勤を掛け持ちながら、薄給を忍んで頑張った友人と、久し振りに会って祝杯をあげたい気持ちになった一日でした。彼の論文は、『イリソスのほとり』に詳しい。

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2006年5月 7日 (日)

疲れた連休

 第一日目は、富山県滑川市のほたるいかミュージアムから小谷温泉。二日目は、白馬ジャンプ場。三日目は長野市の恐竜公園から伊那市のみはらし温泉、という旅でした。ほとんど家族サービスのため。目が疲れて運転が恐かったです。無事に帰阪して一安心。

 この間思ったことは、二十何年も前から家族崩壊、経済格差・地方の疲弊、階層分化が既に始っていたことなどでした。行楽地は人出で一杯でしたが、平日は閑散としているであろうこと、日本の指導者層は固定し、ほとんど本も読まなくなっていること、今後の日本はとても大変なことであろうことなどでした。現実を直視する勇気をもたなければならないこと、などでした。経済的にはプラザ合意以来でしょう。世界の(正確にはアメリカの戦略の)荒波に入っている時代であり、今、事態が顕現したということだろう。しかし、本屋としてできることをするしかない。一層の努力をしなくてはならない、と思った連休でした。

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2006年5月 2日 (火)

久しぶりの下手なドライビングへ。

 今日はクリーニング・セールの最終日。どうやらピークを過ぎてやれやれという所です。嫁はんには大変世話になりました。その間、見通しの甘さに何度も怒られたりしましたが、それもいい思い出です(笑)。また、嫁はんと息子との壮絶な喧嘩に悩まされたりしましたが、無事に仲直りさせたようです。

 午後からやや冷え込んできましたが、風邪をひかずに、気をつけてゴールデンウィークをお楽しみ下さい。明朝早く帰省します。一体どこに帰省するでしょうか。ブログ、ホームページにヒントが隠されています。関東圏の人達には結構人気のある所です。ずばり当てた方には、トライアングル特製ボールペンもしくはJC『銀魂』複製原画(非売品)を進呈します。ではね。

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2006年5月 1日 (月)

ちょっとカッコつけて!お父さん。

 風薫る五月。快晴続きで気持ちがいい。気候も安定し、楽しいゴールデンウィーク。世のお父さんは如何お過ごしでしょうか。家族サービスで疲れて、ぐったりため息をついていたりしていて・・・(笑)。

 週刊『エコノミスト』を読んでいて、ちょっと不安になりました。新・家族の崩壊という特集です(第2特集が「投資脳を鍛える」であることが時代を象徴している)。「一家の大黒柱」という言葉が死語になり、家族格差は広がりつつあるようです。高度経済成長時代に確立された標準家庭がなくなるのはやむをえないものの、キチンと行政の施策や保障がなければ、総崩れになるのではないか。ちょっと心配です。お父さんもこの黄金週間に経済誌を手にして、考えてみるのはいかがでしょうか。ごろごろと邪魔者扱いされながらも(笑)、お父さんも勉強しているんやで、とちょっとカッコつけては如何でしょうか?経済誌には他に、週刊『東洋経済』と週刊『ダイヤモンド』があります。今年は、カクサ、カクサの年になりそうですね。時代の転換点かも知れませんね。休みの時も、くたくたになりながらも、そして文句と不平をならされながらも、密かに戦略を練り直すお父さんになってみましょう。

 男子校 下駄履きふえて 風薫る

 三十年ほど前の田舎の当り前の風景でした。私です。

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